なんとかしたい背中のにきび

症状によって治療法も変わる

粉瘤
背中にきびはアクネ菌というにきびの原因の菌の増殖で起こります。
治療法はグリセリンカリ液という薬で軽くピーリングをした後に消毒薬を塗布します。

背中の場合は、一人では薬を塗りにくいので誰かの手助けが必要です。
皮膚科では面皰圧出という治療があり、よく行われる治療です。

金属のヘラのような器具を使用し、背中にきびの内容物を皮膚の外に出す方法です。
痛みを伴う方法ですが、にきびの治りが早まります。

診察

粉瘤は古い皮膚が溜まっている状態なので、簡単には外に出てきません。
良性の腫瘤の一種なのでしばらく放置しておいても命に係わることはないのですが、
袋状になり大きくなって気になるようでしたら皮膚科で手術が必要です。

切除した袋状の粉瘤を割ると、白い粥状で臭いにおいの内容物が出てきます。
にきびは内容物を取り除けば良くなりますが、粉瘤は袋状の腫瘤を取り除かなければ再発の可能性があります。

どちらも皮膚科や形成外科で診察、治療ができます。
治療と聞くと通院が億劫に感じられたり、治療費の負担がストレスに感じられることが
多いかもしれませんが、ニキビの症状によっては保険が適用されることもありますし
適用外だったとしても、割引してもらえる期間がある場合もあります。

こまめに情報収集をして、機会を見て治療に取り組んでみるのもいいかもしれません。
ただし、あまりに安さに目が行きすぎて、治療先の選び方を間違えないようにだけ
気をつけておきましょう。

ニキビをしっかり除去していこうと思ったら、基本的には数ヶ月という
時間がかかります。それを早めればその分高度な医療技術を必要と
しますので、費用もかかってくるのです。

それを割引などで安くされているのを見かけたら、なぜその価格で
ニキビの治療を受けられるのかを確かめておいた方が
あとあとトラブルになるのも防ぐことができます。

背中ニキビができる原因は?予防とケアで綺麗な背中を保とう

背中ニキビは顔などにできるものと違って自分にも他人にも目が付きにくいので
悪化しやすい傾向があります。

顔にできるニキビは思春期などに出やすいですが、背中ニキビは年齢、性別などによらないと
いう特徴があります。まずニキビは脂漏性毛包という顔、背中、胸などに多い、脂の分泌が
激しい分泌腺によってできます。なのでニキビによる悩みは前記の場所が殆どです。

原因としてはホルモンバランスの乱れや不衛生、ストレス、睡眠不足、乾燥、合わない
化粧水などの外的要因、体調不良、そして遺伝的な要因など様々なものがあります。何より
顔ニキビよりも菌が入ることで発症することが多いというとくちょうがあります。

その為、顔ニキビとは違った対処が必要になる事があるため、背中ニキビは治りづらいと
いわれたりします。

また炎症によりかゆくなったりすることがありますが、皮膚組織はその修復過程で瘢痕組織と
いう黒ずみなどの原因になるものができるのですが刺激を与えてしまうと悪化するので
むやみに触れるのは避けた方がいです。

もしニキビができてしまっても慌てずまずは生活習慣から見直し、必要があれば専門医師に
相談するなどして正しい対処をこころがけましょう。

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